【うろ覚え】マフィア映画といえばゴッドファーザー【ネタバレあり】

アメリカ映画

ゴッドファーザーと仁義なき戦いは似ている

アル・パチーノのファンになること間違いなし

ゴッドファーザーは過去に何度か観て、DVDボックスも持っていますが、ここ数年観ていないのでうろ覚えのところがかなりありますが、ネタバレを交えて紹介します。

以前「仁義なき戦い」は日本映画の中では群を抜いて名作であるという話をしましたが、アメリカンマフィアの苦悩を描いた「ゴッドファーザー」はやはり外せませんね。

なんかヤクザ映画の紹介ばかりしていますが、「裏社会」を描いた作品はやはり興味が湧いてしまいます。とはいえ極妻とかVシネとかは全く興味ありません。

仁義なき戦いは広島ヤクザの美能幸三氏の獄中記が基になっている実話なので、欲望を満たす為には手段を択ばない日本ヤクザの人間模様が描かれていて、それが現実に起こったことである面白さがありますが、ゴッドファーザーはマリオ・プーゾによる創作です。

作り物の話ですが、原作が秀逸なのでしょう。読んだことはありませんが。

ゴッドファーザーは全部で3部構成になっていて、その1作目が公開されたのが1972年です。

日本の「仁義なき戦い」は1973年公開なので、ゴッドファーザーよりも後ということになります。

アメリカでゴッドファーザーがかなりの評判で、それを聞いた仁義なき戦いのプロデューサーだかが「日本でもヤクザ映画いけるんじゃね?」と思っていたところに飯干晃一氏の原作が当時話題になっていたこともあり、なんとしても仁義なき戦いを成功させたいという意気ごみがかなりあったそうです。

日本ヤクザ=アメリカンマフィアどちらも裏社会の話ですが、やはり自分やファミリーを守るために裏切りと制裁が交錯する面白さは同じですね。

それではうろ覚え&ネタバレのゴッドファーザーパートⅠから紹介していきます。

ゴッドファーザーパートⅠ

まさか自分がマフィアのファミリーを継ぐとは思ってもみなかった

アメリカで幅を利かせていたコルレオーネファミリー。

マフィアのドンはヴィト・コルレオーネ(マーロン・ブランド)。ボスの元には連日相談が相次いでやってきます。その相談というのは表社会では制裁できないような案件の相談。

冒頭で娘が乱暴されたという父親が、乱暴した男たちになんとか復讐したいという相談をドンの元に持ち掛けてきます。相談しに来た父親はしばらくドンとは疎遠だったので、

ドン「おまえ俺のこと避けてたんじゃね?」

と父親はドンから嫌味を言われつつもドンはその案件を捌くために、手下に命令するのでした。

コルレオーネファミリーにはソニーという長男がいて、破天荒な性格。ファミリーはソニーが跡継ぎになるのは目に見えています。

ソニーの下の次男はやさしい感じのフレド。彼は優しい性格ということもあり跡継ぎには向いていません。

その下にマイケル(アル・パチーノ)とさらに下にコニー(タリア・シャイア)という妹がいます。男3兄弟+女1人の4人兄弟ですね。

タリア・シャイアといえばスタローンのロッキーのエイドリア~~~ンが有名ですが、ロッキー以外ではゴッドファーザーでなかなかの存在感があります。

(ここから先はうろ覚えです)

コルレオーネファミリーの敵対組織と、その組織と繋がっている悪徳警官をなんとかしないとコルレオーネファミリーの存続に関わる事態になっていました。

長男のソニーが事態を収拾したいところですが、敵に顔を覚えられている上、警察からも目を付けられてなかなか身動きが取れません。

どうしたものかと家族会議を開いていたところ、大学出のお坊ちゃん育ちのマイケル(アル・パチーノ)が手を挙げます。

マイケル「僕がやるよ。僕なら面もわれていないし、簡単にできるんじゃないかな?」

ソニー「大学出のお坊ちゃまのマイケルが?笑わせるな。出来るわけないだろ」

当初マイケルをバカにしていた長男のソニーですが、背に腹は代えられないということで、敵対組織と悪徳警官との晩餐会にマイケルを派遣することになりました。

マイケルは予めレストランの便所に隠してあったピストルで見事、敵対組織のボスと、悪徳警官の眉間を撃ち抜いたのでした。

マイケルは身を隠すためしばらくの間どこかの田舎(たしかイタリアのシシリー島だった記憶)で過ごします。ですが、マイケルがそこで暮らしていることが敵対組織にバレ、車に爆弾を仕掛けられ危うく死ぬところでした。(その件があって、たしかアメリカに戻ったはず)

ある日ドンが果物屋でオレンジを買っていたところで、襲撃に合い、銃で数発撃たれてしまいます。

敵対する組織との抗争。ドンはかろうじて命は取り留めましたが、瀕死の状態。

怒り狂った長男のソニーはドンの仇を取ろうとしますが、逆に相手の罠にはまってしまい、機関銃でハチの巣状態で撃たれ死亡。

次男のフレドは全く役に立たないので、コルレオーネファミリーはマイケルが継ぐしかない?

的なノリでマイケルが見事敵対組織を一掃します。

コルレオーネファミリーの次のドンは?

ゴッドファーザー3部作を通して「ドンに忠誠を誓う」表現方法が、ドンが指にはめている指輪にキスをするシーンが何度か出てきます。

パートⅠの最後ではマイケルは男たちに囲まれ、その男たちはマイケルの指輪にキスをし、その姿をマイケルの妻が垣間見るところで、ドアがゆっくりと閉まる。

つまり「マイケルが コルレオーネファミリーの新しいドンになった」というところで、マイケルの指輪にキスをする男たちと、静かに閉まるドアが、今後のコルレオーネファミリーに何が起こるのだろう?お坊ちゃまだったマイケルがこんなにも昇りつめちゃったの?と驚きと不安が交錯しながらパート1が終わるのでした。

ゴッドファーザーパートⅡ

ゴッドファーザーパートⅡは1974年にアメリカで公開されました。パートⅡの内容は過去と現在の話が行ったり来たりします。

時系列や物語の内容など相当うろ覚えですが、なんとなく覚えていることだけ紹介します。

パートⅠでマーロン・ブランドが演じたヴィト・コルレオーネがどうやってそこまでのし上がったのか、コルレオーネファミリーの歴史を紐解く内容になっています。

幼少期にシシリー島のコルレオーネ村からアメリカに渡ったヴィト少年。

アメリカの税関で、名字を聞かれたが英語が分からなかったので、勝手に名字と出身名であるコルレオーネ村をごっちゃにされ、ヴィト・コルレオーネとしてアメリカで暮らすことになります。

ヴィトの青年期のキャストが当時まだそれほど売れていなかった?ロバート・デ・ニーロ。

Wikipediaによると、デニーロは見事ゴッドファーザーⅡでアカデミー助演男優賞 受賞したそうです。

話は映画の内容に戻りますが、若いヴィトは雑貨店を営んでいました。結婚して子供も生まれていましたが、地元のイタリアンマフィアのみかじめ料がどうしても納得がいかない。

ある時、そのチャンスは訪れました。その 地元のイタリアンマフィア を殺ることに成功したヴィトは次第に事業も拡大していくのでした。

事業拡大に伴い、シシリー島のコルレオーネ村に戻ったヴィトは、かつて父親を殺した地元のマフィアにかたき討ちを果たしたのでした。

このかたき討ちのシーンが印象的です。 ロバート・デ・ニーロ の演技で他に印象的なのは、「アンタッチャブル」のアル・カポネ役で、バットで裏切り者?をスパーンと殴り倒すシーンがありますが、ゴッドファーザーでの仇討ちのシーンは、親の仇であるマフィアのドン(年老いて耳が遠くなっている)の耳元で小さく囁き、

「俺の父親は昔お前が殺した〇〇(ヴィトの父の名)だ」

と言うやいなや、そのドンのお腹をナイフで刺し、えぐるという復讐を果たします。

パートⅡでは一番印象的なシーンでした。

一方現在のマイケルはというと、どうなったかほとんど覚えていないのですが、なんと実の兄であるフレドを殺します。マイケルが直接殺すのでは無いですが、手下に命令して、湖に釣りをしに行っているフレドを船上で射殺させました。フレドも薄々はそろそろ殺されることを感じ取っていた記憶があります。

なぜマイケルは実の兄であるフレドを殺したかというと、フレドがファミリーにとって不利益を与えるような裏切り行為をしたからです。

アメリカの地で、イタリアンマフィアが蔓延っていましたが、それを面白くないアメリカ人からカジノの利権をはく奪されたりなんだりと、マフィアが昔通りの動きを取りづらくなっているといった話だったと思います。

一番下の妹のコニーはフレドが突然いなくなったのは、実はマイケルが殺したからではないか?と疑うようになっていました。

実の兄を殺してでもファミリーの存続を優先するドンの苦悩を描いた作品でした。

エンディングはそのフレドを抹殺した湖をマイケルが見つめながら物思いにふけるというシーンで終わったと思います。

ゴッドファーザーパートⅢ

かなり年老いて貫禄を増したマイケル

Ⅲもかなり覚えていません。というか話の内容がちょっと理解できなかったから記憶に残らない部分が多かったのかもしれません。

ゴッドファーザーパートⅢが公開されたのが、1990年です。パートⅡから実に16年も経ってからの公開になっています。なぜこんなに間が空いてしまったのか?

当初の予定ではパート2で終わるつもりが、後付けで3を作ったとかだろうか?

いずれにせよ、パート2から16年も経ち、主演のアル・パチーノも白髪頭で貫録充分に仕上がっています。1作目から数えると28年も経っていますからね。

Ⅲの内容がよく理解できなかったのは、当時バチカンとイタリアンマフィアの癒着があったとかで、そういう時代背景や実際に有った事件が題材にされているとのことで、そのあたりのことを勉強していないとちょっと理解しにくいかもしれません。

映画の内容は、マイケルは裏家業に疲れ、次第に合法的なビジネスを中心とした実業家になろうと、バチカンとの関係性を深めていきます。

コルレオーネファミリーの裏家業はソニーの子供ヴィンセント(アンディ・ガルシア)に譲ることにしました。ここでもヴィンセントの指輪に周りの男たちがキスをするシーンが印象的です。

マイケルは糖尿病にも侵されかつての恐ろしさは鳴りを潜めていました。

ラストのオペラを観劇しにファミリーで出向き、そしてマイケルにとって最大の悲劇が訪れるのでした。

だいぶ端折りましたが、ラストのマイケルの最大の悲劇のアル・パチーノの演技は何度観ても震えが止まらないほどの衝撃を受けます。

と、ここまで読んでくれた特異な人がどれだけいるかわかりませんが、まだゴッドファーザーを観たことが無いという人は損をしていると思いますよ。

古臭い映画は観るのがちょっと、、、という人は コッポラ監督 が 監修指揮 した リストレーション(修復) 版ブルーレイがおススメ。1~3と特典映像まで収録されて <デジタル・リストア版> & <デジタル・リマスター版> が5千円台で買えるなんて良い時代になりましたね。

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